北海道鉄道140年に蘇る『わがラストラン、北海道 追憶の鉄道紀行』が12月18日(金)に発売!

『わがラストラン、北海道 追憶の鉄道紀行』

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インプレスグループで鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する株式会社天夢人は、12月18日(金)に『わがラストラン、北海道 追憶の鉄道紀行』を刊行します!

在りし日の鉄道旅アンソロジー

2020年は「北海道鉄道140年」という節目にあたります。

1880年に小樽(手宮)~札幌間に蒸気機関車「弁慶」が運転。

北海道の歴史は鉄道に始まり、日本の近代化とともに北海道の産業は一気に成長しました。

一時は6,000kmものレール網を持ち、「鉄道王国」といわれ、鉱山、漁業、畜産、馬産など開拓史とともに成長した鉄道も、いつしか時代の流れとともに衰退し、今は廃線がかつての栄光を静かに物語るだけです。

 

筆者は昭和40年代の学生時代、北海道で過ごしたことから、道内の鉄道を完乗した経験の持ち主。

そんな筆者の北海道ラストランの記憶とともに、過去と現代が交錯する紀行集で、過去の発表作に加筆、書き下ろしを含めた珠玉のアンソロジーです。

『わがラストラン、北海道 追憶の鉄道紀行』

わがラストラン、北海道 追憶の鉄道紀行
定価 1,800円(税抜)
発売日 12月18日(金)
仕様 四六版 328ページ
筆者 芦原 伸(あしはら しん)
目次

  • プロローグ 雪虫の舞う頃 (抜海・小樽・夕張)
  • 第1章 ひとりぽっちの北帰行 「ゆうづる」の旅立ち (上野―青森)
  • 第2章 涙の青函連絡船 事件が起こった日 (青森―函館)
  • 第3章 ニセコ街道をゆく シロクニ(C62)の幻影 (長万部―小樽)
  • 第4章 シベリア風の詩 道東、道北のローカル線紀行(釧路―稚内)
  • 第5章 疾風「おおぞら」 北海道開拓史を駆ける (函館―釧路)
  • 第6章 帰らざる旅路 最後の蒸気列車(東室蘭―岩見沢)
  • 第7章 「カシオペア」颯爽デビュー 豪華寝台列車の誕生(上野―札幌)
  • 第8章 置き去りになった鉄路 函館本線(山線)(長万部―小樽)
  • 第9章 が鳴いて、列車は消えた 留萌本線(深川―増毛)
  • 第10章 アイヌの海をめぐる 函館本線・室蘭本線・日高本線(函館―様似)
  • 第11章 黄金時代を求めて、夕張へ 石勝線夕張支線(追分―夕張)
  • 第12章 最長どん行列車の旅 根室本線(滝川―釧路)
  • 第13章 さらば!「北斗星」 わが青春の光 (上野―札幌)
  • 第14章 さい果ての鉄道哀歌 花咲線(釧路―根室)
  • 第15章 幻のタウシュベツ川橋梁 士幌線(帯広―十勝三股)

筆者プロフィール

芦原 伸(あしはら しん)

1946年生まれ。北海道大学文学部卒。

ノンフィクション作家、紀行作家。日本ペンクラブ、日本文藝家協会、日本旅行作家協会会員。

『旅と鉄道』『SINRA』(天夢人)の元発行人、編集人、統括編集長。

近著に『ラストカムイ 砂澤ビッキの木彫』(白水社)、『へるん先生の汽車旅行~小泉八雲と不思議の国・日本』(集英社文庫)(第10回開高健ノンフィクション賞・最終候補作品)、『被災鉄道~復興への道』(講談社)(第40回交通図書賞受賞)、『森の教え、海の教え~辺境の旅から』(天夢人)、『新にっぽん奥地紀行~イザベラ・バードを鉄道でゆく』(天夢人)などがある。

株式会社天夢人

2007年設立。

隔月刊雑誌『旅と鉄道(奇数月21日発売)』をはじめとする、鉄道・旅・歴史・民俗・カルチャーをテーマとした雑誌や書籍を発行し、人生を豊かにするための情報を発信しています。

株式会社天夢人

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