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酪農学園大学と札幌市円山動物園、日本大学、Wild meǽt Zooが主催となる、ワークショップ『北海道における捕獲された野生動物を用いた屠体給餌の可能性』が、札幌市円山動物園科学館ホールにて2023年6月25日(日)13:00から開催します!
※本ワークショップは2023年度北海道新聞野生生物基金の助成及び令和5年度農林水産省鳥獣被害対策基盤支援事業(と体給餌利用促進事業)の補助を得て実施します
近年、獣害管理のために捕獲された野生動物の屠体の有効活用と動物園で飼育されている動物の動物福祉の向上という2つの課題をつなぐ新たな教育啓発プログラムとして、捕獲された野生動物を用いた屠体給餌への関心が高まっています。
屠体給餌とは屠殺した大型動物を毛皮や骨などが付いた状態で動物園の飼育動物に与える給餌方法を指し、日本では2017年、大牟田市動物園で捕獲された野生動物を用いた屠体給餌が実施された後、全国の動物園で試行的取組みが行われ、愛知県豊橋総合動植物公園では屠体給餌を定期的に実施する体制を確立。
屠体給餌の取組みが広がる中で、飼育動物の健康や行動に対する積極的な効果の検証も進められています。
北海道においても農作物被害の防止などを目的としたエゾシカの捕獲数が増加し、捕殺されたエゾシカの有効活用が課題に。
一方札幌市は2021年、動物園条例を施行し、飼育動物の環境エンリッチメントの充実を動物園の重要な役割と位置づけて、屠体給餌の試行的な取組みを始めていますが、道内ではエゾシカの捕獲個体を適切に処理し、動物園へ供給する体制は確立されていません。
そこで本ワークショップでは、捕獲された野生動物を用いた屠体給餌を導入し、推進してきたWild meǽt Zoo関係者にこの取組みの意義と成果についてお話を伺うと共に、円山動物園を始めとして北海道内の動物園において、エゾシカの捕獲個体を用いた屠体給餌を実施する意義とその実現のための課題を検討します。
当日のプログラム |
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オンライン視聴も可能となっています。
⇨札幌市円山動物園 YouTubeチャンネル
ワークショップ『北海道における捕獲された野生動物を用いた屠体給餌の可能性』 公式ページ