都市型水族館「AOAO SAPPORO」にペンギンが“ホップする”展示水槽の導入が決定!

AOAO SAPPOROの『ペンギン展示水槽』

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株式会社ユニホーが南2西3南西地区第一種市街地再開発事業地内に開設準備を進めている都市型水族館「AOAO SAPPORO」にて、陸場の形状が変化する世界初(※1)のペンギン展示システムを導入することが決定しました!

陸場の形状が変化する、世界初(※1)の展示システム

『AOAO SAPPORO』ではペンギンたちが生き生きと楽しく過ごすことができる環境づくりを目指して、ペンギンの行動や生態などの知見をもとに(※2)展示水槽を開発。

この水槽の陸場は自然の岩場を再現した形状ではなく、六角形のブロックを組み合わせたデザインに。

 

使用するブロックの数や組み合わせを変えることで、陸場の形状を容易に変更し、環境に変化を起こし続けることが可能な世界初(※1)の仕組み。

またブロックの高さは陸場を“ホップ”して(飛び跳ねて)移動する習性があるイワトビペンギン(英名:ロックホッパーペンギン)の特性が活かせるように設計されており、イワトビペンギンのダイナミックな行動が間近で観察できる展示になっています。

※1:陸場の形状を変化できるペンギンの水槽を使用している動物園・水族館は世界初(「ペンギン会議」調べ)
※2:
動物園・水族館などのペンギン飼育施設関係者、研究者などが集まる「ペンギン会議」の協力によって開発

ペンギンの展示水槽について

AOAO SAPPOROの『ペンギン展示水槽』イワトビペンギンのダイナミックな行動が間近で観察できる展示水槽 ※イメージ

展示水槽の陸場は六角形のブロックの一部が着脱可能となっており、使用するブロックの数や組み合わせを変えることで、陸場の形状を容易に変更することができます。

 

イワトビペンギンのダイナミックな行動が間近で観察でき他、水場は浅瀬や深場など水深が4段階に分かれており、水流の強弱・向きなどを変えることも可能です。

AOAO SAPPOROの『ペンギン展示水槽』-CGモデルブロックのレイアウト検討時の資料 ※CGモデル

ペンギン展示水槽
陸場面積 約25㎡
水場面積 約56㎡
展示水量 約64t
展示生物 キタイワトビペンギン
展示企画 株式会社青々
企画協力 ペンギン会議
デザイン DESIGN STUDIO KAISUI

※展⽰⽣物・内容は変更になることがあります

ブロックのレイアウト・デザイン:DESIGN STUDIO KAISUI(デザインスタジオカイスイ)

AOAO SAPPOROの『ペンギン展示水槽』-ブロックのレイアウト・デザイン:DESIGN STUDIO KAISUI(デザインスタジオカイスイ)
水族館やミュージアムなどの展示に触れたときの“感動を持ち帰る体験設計”を専門としているクリエイティブチーム。

「ひとが集まる場所のコミュニケーションを豊かにする仕組み」をデザインの力で実現することをテーマとして領域を問わず活動している。

AOAO SAPPOROの『ペンギン展示水槽』-デザイン検討時の様子デザイン検討時の様子

展示生物について

キタイワトビペンギン

和名:キタイワトビペンギン
英名:Northernrockhopper Penguin
学名:Eudyptes moseleyi
体長約55〜65cmの頭部にある黄色い飾り羽(冠羽)が特徴的なペンギンです。岩場をピョンピョンとジャンプして移動する姿から『イワトビ』という名前がついています。

ペンギン会議について

ペンギン会議

毎年数百人が参加するペンギンの全国大会を開催する NGO。

1990年に創設され、国内に百以上ある動物園・水族館などのペンギン飼育施設関係者、研究者、保全団体、ペンギンファンが集まり、研究発表やペンギンに関する情報を交換して、ペンギンの保全と飼育技術、飼育環境の改善の向上を目指しています。

 

『AOAO SAPPORO』の展示水槽は、同会議代表の楠田幸雄氏(元長崎ペンギン水族館館長)、および研究員(創設者)の上田一生氏の協力のもと計画しています。


『AOAO SAPPORO(アオアオ サッポロ)』-ロゴマーク

『AOAO SAPPORO(アオアオ サッポロ)』-館内イメージ【AOAO SAPPORO(アオアオ サッポロ)】狸小路3丁目にコンパクトな水族館“都市型水族館”がオープン!
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