デジタルサイネージアワード2024にてBiVi新さっぽろにある『デジタル室内公園 BiVi PARK』が優秀賞を受賞!

『デジタル室内公園 BiVi PARK』

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FRACTO(フラクト)株式会社は、2024年6月12日に授賞式が開催されたデジタルサイネージアワード2024において、『デジタル室内公園 BiVi PARK』が評価され優秀賞を受賞しました!

デジタルサイネージアワード2024について

デジタルサイネージアワードはデジタルサイネージ市場の活性化を目的として、一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムが主催しています。

公募したデジタルサイネージ作品の中から優秀な作品を選出・表彰しており、2009年のプレアワードから毎年開催。

 

2024年度の作品は2023年1月以降に発表されたデジタルサイネージコンテンツ・ハードウェア・システムを対象としており、審査会で審査の上、グランプリ1点と優秀作品約10点が選ばれます。

受賞作発表は2024年6月12日に開催されたデジタルサイネージジャパン2024の会場(幕張メッセ)にて行われました。

デジタルサイネージアワード2024

優秀賞受賞作品『デジタル室内公園 BiVi PARK』

デジタル室内公園 BiVi PARKは、2023年11月30日にオープンした大和リース株式会社の商業施設「BiVi新さっぽろ」(北海道札幌市厚別区)の建物内部にあります。

 

「北海道の寒い冬でも遊べる公園を、屋内に作りたいんです。」

大和リース株式会社 担当者の言葉から、デジタル室内公園 BiVi PARKがスタートしました。

 

1年の約半分が冬という札幌では、この間に外でくつろいだり、子どもが遊んだり、自然を感じることが出来ません。

「家族世帯が多く住むこの町で、一年中自然を感じる場所を作ることは出来ないか」という大和リース株式会社の想いと、「映像次第でさまざまな場所にトリップできる空間をつくりたい」というフラクト株式会社の想いによって、デジタル室内公園を実現することができました。

概要
天井 ・16m×16m(256㎡)の巨大LEDビジョン
・軽量な透過型ビジョンで負荷はわずか10kg/㎡
・2000cdの高輝度で照明替わりとして利用
・触れても破損しにくい表面GOB(樹脂)加工
壁面 ・W11m×H3m(33㎡)の大型ビジョン
・ピッチ2.5mmで530万画素という高解像度
・美しい映像と細かな広告文字表現が可能
システム ・表示灯株式会社と連携
・天井、柱、壁面の映像を連動
・イベント時や広告表示のスムーズな切り替え
コンテンツについて
  • 「世界一気持ちの良い空」を3DCGで完全再現
  • 季節と時間によって空の表情が変化
  • 青空、夕暮れ、星空を1日で楽しめる
  • 1時間に5分間のみ、特別な空を投影

『デジタル室内公園 BiVi PARK』真冬のビアガーデンイベント。花火(特別な空)を見ながらビールを楽しむ人で賑わった

▼審査会コメント
・天井負荷が低く抑えられた作品であり、窓のない空間や構造物等への展開が容易だと思われる。住居空間にも活用し、個々人に応じたコンテンツを提供することで、新たな生活様式を創造するチャンスもあるのではないか。
・注目されている天井というロケーションで、シンプルだが一番わかりやすい利用法の一つ。
・北海道だからこそできた地域に寄り添うサイネージだと思います。このカタチ、これからのトレンドとして各地域へ広がってほしい作品でした。
一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムサイトより引用 

▼大和リース株式会社 北海道支店 設計部設計二課 金子ゆりか氏コメント
季節や天候に左右されない「公園」を室内に作るにあたり、建築空間、特に天井をどうするかが課題となりましたが、透過型LEDを導入することで空間照度や映像の投影方法などのハードルをクリアすることができたほか、表現の幅も大きく広がりました。
ハード製作・システム構築・映像コンテンツ制作のすべてにフラクト様に携わっていただきましたが、まさに私たちが思い描いていた、小さな子どもたちが走り回り、大人も天井に映る空をふと見やるような、自由な室内公園を実現することが出来ました。
それに加えてこのような賞をいただけましたこと、大変光栄に思います。
フラクト様をはじめ、携わってくださいました関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

デジタルサイネージアワード2024 受賞作品詳細ページ

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