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分身ロボット「OriHime」(オリヒメ)の開発・提供を手掛ける株式会社オリィ研究所は、難病や重度障害などで外出困難な方が分身ロボットを操作して接客を行う『分身ロボットカフェDAWN ver.β(ドーン バージョンベータ)』の期間限定地域キャラバンカフェ、2箇所目の開催地である札幌での開催日程を発表しました!
2023年2月18日(土)より狸小路4丁目内「モディッシュカフェ」で行われます。
目次
分身ロボットカフェDAWN ver.β in Sapporoの開催期間など
分身ロボットカフェDAWN ver.β in Sapporo | |
---|---|
場所 | 札幌市中央区南2条西4丁目4-1 狸小路4丁目 モディッシュカフェ |
開催期間 | 2023年2月18日(土)〜3月3日(金) |
営業時間 | 12:00〜20:00 |
定休日 | なし |
提供メニュー | 公式サイト参照 |
体験料 | 2,000円(税込) (75分入れ替え制・食事とワンドリンク付き) |
総席数 | 20席(4人がけテーブル×4卓、6人がけテーブル席×4卓) ※混雑時は相席になる場合があります |
予約開始 | 2023年1月12日(木) 15:00〜 予約サイトにて事前予約を開始します。 ⇨予約サイト |
事前予約の際の注意店 | 予約の最少人数:1名様から承ります 団体予約(8名以上)・視察については、sapporo-dawn@orylab.comまでご連絡ください。 詳細は公式サイトにて |
その他バリアフリー情報 | ・地下街ポールタウンからのエレベータ:あり ※THE KNOT SAPPORO(ザ ノット 札幌)のエレベータから地上に上がれます ・バリアフリートイレ:あり ・ベビーチェア:あり ・人工呼吸器・電動車椅子用の電源の貸出し:あり ・食事に配慮が必要な方への器具貸し出し:あり ・提携駐車場:あり ①PIVOTパーキング(1番近い) ②4丁目遠藤パーキング(2番目に近い) ③3.5狸パーキング(3番目に近い) :全て1泊1,200円 高さ制限 ①PIVOT:1.55m ②3.5狸パーキング:2.1m ③4丁目遠藤パーキング:2.3m |
ホームページ | 分身ロボットカフェDAWN ver.β in Sapporo 公式サイト |
2022年度以降は地方エリアにおける社会実装の加速を目指しており、かねてより当社の活動に深い理解とご協力を示してくださっている福岡・札幌の2エリアでの期間限定キャラバンカフェの実施を決定した。
キャラバンカフェの第二弾となる北海道エリアは、オリィ研究所所属の公認OriHimeパイロットの3名が居住する地域であり、また車椅子ユーザー等にとって雪国の冬はとりわけ外出が困難と言われている。中には冬季は3~4ヶ月家から全く出られなくなり、外部とのとのコミュニケーションが限定的になってしまうという課題を抱える地域でもある。昨年度、北海道教育庁様では、OriHimeを使った「分身ロボットカフェの遠隔就労体験」をテスト的に実施いただき、実際に北海道手稲養護学校三角山分校の生徒が東京日本橋にある「分身ロボットカフェDAWN」で、先輩である公認パイロットの指導のもと、接客での就労体験を行った。今回の札幌でのキャラバンカフェでは、各特別支援学校様より合計7名の生徒を受け入れ、カフェにおける接客「遠隔就労体験」を行う予定。この事業は企業協賛により「地元の特別支援学校の生徒が地元の開催キャラバンでOriHime就労する」というプログラムである。今後はこうした自治体と組んだ「地方キャラバンカフェ」の実施を機に、その地元の特別支援学校の生徒たちや就労を希望する外出困難者と、障害者雇用をすすめたいと考える企業を繋ぎ、OriHimeを活用した就労事例の実装を加速していきたいと考えている。
分身ロボットカフェ「期間限定地域キャラバンカフェ」が札幌で開催!
分身ロボットカフェDAWN ver.β in Sapporoはスポンサーでもあるリッチモンドホテル札幌大通の1階に位置する「モディッシュカフェ」で行われます。
モディッシュカフェ札幌
モディッシュカフェ札幌 外観
分身ロボットカフェDAWNとは「人類の孤独を解消する」をミッションに掲げる株式会社オリィ研究所が運営する実験カフェです。
重度肢体障害者・難病患者、海外在住者など外出・移動が困難な人々が、分身ロボットOriHime・OriHime-Dを遠隔操作し、オーダーや配膳、お客さんとの会話など接客を行います。
この取り組みにより就労を諦めていた方たちが社会で働ける方法を開拓するため、2018年から4回の短期開催実績を経て2021年6月、東京日本橋に常設実験店を開店。
OriHimeパイロットとして働くのはALSをはじめ難病や重度の障害、様々な事情で今まで就労の機会を得ることができなかった人々です。
身体が動かなくても分身ロボットを活用することで自宅に居ながらにして社会に参加し、人と出会い、働くことができるという新しい働き方とそのためのリレーションテクノロジーを社会に提唱。
この取り組みの中で「分身ロボットカフェ」でトレーニングを積んだOriHimeパイロットが企業就労を打診される事例が多く生まれたことから、オリィ研究所では2020年7月に分身ロボットを使ったテレワークのための人材紹介サービス「AVATAR GUILD(アバターギルド)」を開始しました。
例え重度障害があっても自分らしく働きたい当事者、障害者法定雇用率を達成したいと考える企業、障害者雇用問題に悩む地方自治体などからの問い合わせが増え、実際に就労に繋がったパイロットは延べ50人超え!
現在、日本電信電話株式会社の総合受付、JR関内駅北口高架下「cafeツムギstation at Yokohama Kannai」、モスバーガー原宿表参道店、鎌倉市大河ドラマ館、和歌山アドベンチャーワールドなど全国各所で分身ロボットOriHimeを使った就労が行われています。
このプロジェクトを機に「分身ロボットを活用したテレワーク」という新たな社会参加の形をさらに広く社会実装するため、今回オリィ研究所は各協賛企業の支援を得て全国キャラバン形式でのカフェ開催に踏み切りました!
分身ボットカフェDAWNでのOriHimeを使った接客の様子
卓上型OriHimeに搭乗したOriHimeパイロットがお客さんにメニューの説明をしながらオーダーを伺います。
注文のドリンクはOriHime-Dに搭乗したパイロットがお席までお持ちします。
※写真は東京日本橋店のもの
OriHimeパイロット
2018年に実施した第一回分身ロボットカフェDAWNで、接客を担当したのは10名のOriHimeパイロット。
期間限定の社会実験として開始された当プロジェクトも、お客さんにあたたかく迎えられながら仮説検証を繰り返し、仲間を徐々に増やしてきました。
現在では70余名の所属パイロットが在籍し、北海道にはパイロットの3人が在住しています。
分身ロボットカフェDAWN ver.β 期間限定地域キャラバン店 協賛企業一覧(敬称略50音順)
特別協賛(ナショナルスポンサー)
協賛(ナショナルスポンサー)
協賛(エリアスポンサー) 北海道エリアスポンサーについては募集中
当プロジェクト受賞歴
2020年6月:D&AD awards 2020
デザイン・トランスフォーメーション部門ウッドペンシル、フューチャーインパクトペンシル(日本初受賞)
2020年10月:ACC賞2020
クリエイティブイノベーション部門/総務大臣賞ACCグランプリ、デザイン部門/総務大臣賞ACCグランプリ、ブランデッドコミュニケーションC部門(PR)/ACCブロンズ
2021年3月:第24回文化庁メディア芸術祭
エンタテイメント部門 ソーシャルインパクト賞
2021年11月:2021年度グッドデザイン賞
グッドデザイン大賞
2022年6月:S+T+ARTS Prize 2022
Honorary Mentions(入賞)受賞
2022年7月:Prix Ars Electronica2022
デジタルコミュニティズ部門 ゴールデンニカ(最高賞受賞)受賞
他、国内外の賞を多数受賞
株式会社オリィ研究所について
「人類の孤独をリレーションテックで解決する」をミッションとし、遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を中心としたロボットの製造、および分身ロボットを活用した就労支援サービス「AVATAR GUILD(アバターギルド)」の提供を行なっている。
他プロダクトとしては、テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」、重度障害があっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置「OriHime eye+Switch(オリヒメアイプラススイッチ)」など。
※「OriHime」「分身ロボットカフェ」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
分身ロボットカフェDAWN ver.β in Sapporo 公式サイト
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